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2026年05月31日

安全な現場を支える「片側交互通行」の仕事

安全な現場を支える「片側交互通行」の仕事

道路工事の現場で、「止まってください」「どうぞお進みください」と誘導している警備員を見かけたことはないだろうか。その多くが、片側交互通行の現場だ。

片側交互通行とは、工事や作業によって道路の片側が使えなくなった際に、一つの車線を交互に使って車を通行させる方法のこと。一見するとシンプルな仕事に見えるが、実際には高い集中力と判断力が求められる。

警備員は、対向車の状況や交通量を確認しながら、安全なタイミングで車両を通行させている。タイミングを誤れば渋滞の原因になるだけでなく、正面衝突などの重大事故につながる可能性もある。そのため、無線機を使って反対側の警備員と連携しながら、一台一台の車を安全に誘導している。

また、現場では車両だけでなく歩行者や自転車にも気を配らなければならない。小さな子どもや高齢者が通行することもあり、その状況に応じた声かけや誘導が必要になる。特に通学時間帯や通勤時間帯は交通量も増えるため、より慎重な対応が求められる。

片側交互通行の現場は毎日同じではない。天候や時間帯によって交通量は変わり、現場ごとに道路の幅や見通しも異なる。そのため、経験を積むほど状況判断力が身につき、警備員としての成長を実感できる仕事でもある。

当社には交通誘導警備業務2級の資格保持者が10名以上在籍しており、安全で円滑な交通誘導を行う体制を整えている。未経験からスタートした隊員も多く、先輩スタッフの指導や研修を通じて知識や技術を身につけながら活躍している。

「ただ車を止めているだけ」と思われがちな片側交互通行だが、その裏では多くの判断と責任がある。事故を防ぎ、地域の皆さまの安全な通行を守る大切な仕事として、今日も現場で警備員が活躍している。