指導方法をそろえることも、安全な警備への第一歩
警備の仕事では、新人教育や現任教育だけでなく、普段の現場での指導もとても大切です。
隊員によって経験年数も違えば、得意なことや苦手なことも違います。新人さんなら「誘導棒はどう振るの?」「どこに立てばいいの?」というところからスタートするのが当たり前。最初は誰もが初心者なので、先輩社員や資格者が一つずつ教えながら、現場で経験を積んでもらっています。
そこで大事になってくるのが、**「教える側の指導方法をそろえること」**です。
例えば、Aさんからは「こうして」と言われたのに、次の日にBさんからは「それじゃダメ、こうして」と言われたら、新人さんも「結局どっちが正しいの?」となってしまいますよね。
そうならないためにも、弊社では社員や資格者同士で指導方法を共有し、できるだけ統一した教育ができるよう取り組んでいます。
交通誘導一つをとっても、立ち位置や合図の出し方、車両を止めるタイミング、片側交互通行での連携、歩行者への声かけなど、覚えることはたくさんあります。特に安全に関わる部分については、「人によって教え方が違う」では済まされません。
もちろん、現場によって道路状況や交通量は違うので、すべてをマニュアル通りにすればいいわけでもありません。基本となる部分は統一し、そのうえで現場に合わせてどう判断するのか。そこまで伝えられる指導を目指しています。
そのためには、教わる側だけでなく、教える側も勉強が必要です。
交通誘導警備業務2級などの資格者や社員、警備員指導教育責任者が中心となって、「どう伝えたら分かりやすいか」「この場合はどう指導するか」といったことを話し合い、共有していく。ベテランの経験や知識も会社全体で共有できれば、新人さんの成長にもつながります。
「分からないなら聞いて」だけではなく、こちらから声をかけて教えていく。
新人さんが安心して働けて、ベテランも改めて基本を確認できる。そんな環境をつくることが、最終的には事故のない安全な警備につながると思っています。
隊員を育てる。そして、教える人も一緒に成長する。
これからも社員や資格者でしっかり連携しながら、会社全体で同じ方向を向いた警備員教育を続けていきたいと思います。

